PUBG MOBILEシューティング訓練のコツ!100点×10の満点を獲る方法
PUBG MOBILEのPlayground内にあるシューティング訓練。
自分のエイム能力が点数として可視化されるため、リコイル制御の練習として大いに役立ちます。
シューティング訓練で30点以上を獲得した際の報酬として「Survivorチケットのかけら」が貰えることから、毎日コツコツと取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。
シューティング訓練スペースの右側には、得点ランキングが表示されるモニターが設置されており、「100 ×○」のような高得点を獲得する猛者たちの名が並んでいます。
PUBG MOBILE自体を始めたばかりの方や、あまり本格的に取り組んで来なかった方にとっては、100点以上の高得点を狙うことはかなり難しいことのように思えるでしょう。
そこで今回は、シューティング訓練の点数が伸び悩んでいた私が一気に上達して「100 ×10」の満点を獲得できるようになった方法・コツについて、かなり細かなポイントまで丁寧に解説していきます。
筆者のシューティング実力
この記事を執筆している私自身の実力は、ジャイロなし・しゃがみ撃ちで「100 ×10」です。
以下でご紹介するコツを意識するようになってからは、しゃがみ撃ちで毎日安定して「100 ×8」以上は獲得できるようになりました。
現在も、安定的に満点を獲得できるよう、毎日工夫しながらシューティング訓練に取り組んでいます。
ちなみに、100点の後に続く「×○」とは、100点獲得以降に始まる「ファイナルチャレンジ」で残り時間のうちに何枚倒せたかというポイントです。
シューティング訓練の予備知識
まず、シューティング訓練のコツをお話する前に、高得点を獲るために覚えたおくべき細かな前提条件等の予備知識について解説します。
伏せ撃ちは射撃安定性が高い
PUBG MOBILEでは、「立ち」「しゃがみ」「伏せ」それぞれの状態で射撃の安定性が変化します。
同じ装備であっても、キャラの姿勢によってリコイル(武器の反動)の幅が変わってしまうのです。
射撃の安定性が高い順に「伏せ>しゃがみ>立ち」という図式になり、シューティング訓練に限らず、CLASSICモード・アリーナ等にも共通する仕様です。
以下の3枚の画像は、立ち・しゃがみ・伏せそれぞれの状態で、M416・フルカスタム(バーティカルフォアグリップ)・ADS・40発・リコイル制御なしの条件下におけるリコイルパターンを撮影したものです。
壁に撃ち込まれた弾薬の軌道を比較すると、伏せ状態の反動が最も小さいことがお分かりいただけるはずです。
実戦では立ち・しゃがみにて攻撃するシーンが多いため、伏せ撃ちは実用性に欠けるものの、シューティング訓練で高得点を狙うならば、まずはリコイルが小さい伏せ撃ちを通して慣れていくという手もあります。
武器はM416が無難
PUBG MOBILEにおける武器の好みは、人それぞれです。
しかし、シューティング訓練で高得点を目指すならば、M416がおすすめです。
シューティング訓練は、序盤こそ近距離・中距離に標的が現れるものの、後半には近距離から遠距離まで幅広い位置で標的が出現します。
7.62mm弾を使用するAR(アサルト・ライフル)は高火力である一方、リコイルが大きくて遠距離が狙いづらいですし、SMG(サブマシンガン)では弾速が遅く距離減衰による偏差撃ちが必要になるため、やはり遠距離が狙いづらい。
また、5.56mmのARではSCAR-LやQBZ、ライトマシンガンではM249等の選択肢が用意されていますが、リコイルの少なさやリロード速度等、総合的なスペックを比較すると、やはりM416が最も安定していて使用しやすい武器だと言えるでしょう。
おすすめのアタッチメント
ここでは、M416を使用する前提のもと、シューティング訓練におけるM416のおすすめアタッチメントについてご紹介します。
結論からお話すると、おすすめのアタッチメントは下記のとおりです。
- マズル:コンペンセイター
- グリップ:バーティカルフォアグリップ
- マガジン:大容量クイックドローマガジン
- ストック:タクティカルストック
グリップ以外は議論するまでもないですし、ストックに至っては「タクティカルストック」しか付けられませんが…
実際のところ、アタッチメントに関しては人それぞれ好みが分かれる部分です。
また、CLASSICモードをはじめとする実戦においては、状況によって各種アタッチメントを使い分ける場合もあるでしょう。
しかし、シューティング訓練は敵からの射線を気にする必要がなく、一点に留まり続けた状態にて、常にADS(スコープを除いた状態)で、幅広い距離感の標的を射撃します。
上記のような限られた状況の中においては、射撃時の垂直反動(縦ブレ)を抑える「バーティカルフォアグリップ」に軍配が上がります。
SCAR-LやQBZでシューティング訓練をした後にM416に持ち替えると実感できますが、M416は非常に水平反動(横ブレ)が小さい武器です。
何より、武器を持たずにシューティング訓練の開始ボタンを押した際、デフォルトで装備されるのがM416+バーティカルフォアグリップですから、やはりバーティカルフォアグリップが最もM416との相性が良いものと考えられます。
私自身も実際にハーフグリップ、軽量グリップ、アングルドフォアグリップ等を試しましたが、バーティカルフォアグリップに慣れてしまっているためか、微妙にやりづらさを感じ、得点も今ひとつ伸びませんでした。
もちろん、バーティカルフォアグリップも使用してみた上で、いつも使用しているグリップの方がやりやすいと感じるならば、無理に変更する必要はないと思います。
今現在、特にグリップに対するこだわりがない場合や、得点が伸び悩んでいて現状を打破したい方は、是非これを機にバーティカルフォアグリップを使ってみてください。
おすすめのスコープ
スコープの倍率もまた各人の好みによりますが、個人的には伏せ撃ちの場合は4倍スコープ、しゃがみ撃ちの場合には3倍スコープがおすすめです。
慣れれば2倍スコープも意外と狙いやすいですし、高得点を獲っている人でレッドドットサイトを使用している方も見かけます。
まだシューティング訓練の点数が低かった頃、シューティング訓練スペースの右横にあるモニターの上位に表示されているプレーヤー名を確認し、その人の銃・スコープを目視で確認していました。
各種スコープは見た目が違いますから、ADSした状態で他人の銃に付いているスコープを確認すると、その人が使用しているスコープが分かります。
シューティング訓練のコツ
さて、ここからが本格的に「Playground内シューティング訓練で高得点を獲る方法・コツ」の紹介です。
私自身にとって、効果が大きかったと思えるものから順にご紹介していきます。
左射撃ボタンを活用
あなたは左射撃ボタンを使っていますか?
使っていないならば、今すぐONにしましょう。
- 「設定」
- 「基本設定」
- 「左側の射撃ボタンを表示する」
「常にオン」か「スコープ時」かは好みで良いでしょう。
さて、右側の射撃ボタンと左側の射撃ボタンでは何が違うのか、全く知らなかった方もいらっしゃるかもしれませんし、知ってはいるけれど使ってこなかった方もいらっしゃるでしょう。
それぞれの射撃ボタンには、下記のような違いがあります。
- 左射撃ボタン:射撃のみ
- 右射撃ボタン:射撃+エイムコントロール
こうして見ると、右射撃ボタンの方が射撃と同時にリコイル・エイムコントロールまで可能であり、左射撃ボタンよりも優秀なように思えますね。
しかし、精密かつスムーズなリコイルコントロールをしようとするならば、左の指で射撃をし、右の指でリコイルコントロールをする必要があります。
その理由を考えるてみると、いくつかの要素が挙げられますが、特に重要になりそうなのは以下の3点です。
- 照準を合わせた瞬間から射撃ボタンが押せる
- 単発・点射時のリコイル制御が可能になる
- リコイル制御の開始位置が射撃ボタンに影響されなくなる
ひとつずつ解説していきます。
照準を合わせた瞬間から射撃可能
右射撃ボタンを使用した場合と左射撃ボタンを使用した場合、それぞれの指の動きを比較してみましょう。
右射撃ボタン(射撃+エイムコントロール)を使用している場合には、エイム(照準)を合わせてから射撃するまでのモーションは以下のようになります。
- 右の指で動く標的に照準を合わせる
- 一瞬だけ右の指を離す
- 右の指で射撃ボタンを押す
- 右の指をスライドしながら動く標的を追う
一方、左側の射撃ボタンを導入した場合の指の動きは以下のようになります。
- 右の指で動く標的に照準を合わせる
- 左の指で射撃ボタンを押す
右射撃ボタンで射撃する場合、一連の動きをすべて右の指のみで行うため、エイムを合わせてから撃つまでの間に、ごく一瞬、空白の時間ができてしまうことがお分かりいただけるかと思います。
つまりは、一旦エイムを合わせても、指を離す一瞬の間にズレが生じるため、射撃ボタンを押した後に再度標的を追いかける必要があるということです。
Playgroundのシューティング訓練では、最初こそ標的が停まっているものの、高得点帯になればなるほど標的の移動速度が速くなります。
高得点を狙うとなれば、このような一瞬のタイムロスが得点に響いてきます。
特に、高倍率のスコープを使用した場合には視野が狭くなるため、スコープを覗いていない状態から適度にエイムを合わせた上でADS(スコープ展開)し、射撃ボタンを押して再び標的を追いかけるとなると、そのタイムロスは大きなものになってしまうでしょう。
この二度手間を防ぐ方法として、先読み状態でエイムを置いておくという方法もありますが、毎回標的の中心に素早く照準を合わせることは困難を極めます。
これを解決するのが、「射撃ボタンとエイムコントロールを左右の指に分担させること」です。
左側の射撃ボタンを活用した場合、標的を追いかける右の指は常に画面から離れることなく標的を追い続けることができるようになるため、あとは適切なタイミングで左側の射撃ボタンを押すだけで済みます。
シューティング訓練には制限時間があるため、一瞬のロスさえも許されません。
常に標的を追い続けることができるよう、左射撃ボタンをONにして取り組みましょう。
慣れるまでにそう時間はかかりませんし、今まで以上にエイムが合わせやすくなるはずです。
単発・点射時のリコイル制御が可能になる
遠い標的に対して的確な射撃を行うためには、フルオートよりも手動による単発・点射(フルオートモードのまま一瞬タップする)が有効な場合があります。
しかし、単発であってもリコイル制御は必要です。
右射撃ボタンのみで単発撃ち・点射をするためには、一瞬のタップでリコイル制御まで同時に行う必要があり、あまり現実的とは言えません。
一方、左射撃ボタンを有効化すれば、単発撃ち・点射時のリコイル制御は右の指をスライドさせ続けるだけで実現できるため、非常に省エネかつ的確なエイムコントロールが可能になるのです。
リコイル制御の開始位置が射撃ボタンに影響されなくなる
特にデフォルト状態に近いボタン配置の方に言えることですが、右射撃ボタンを画面右下に配置している場合、リコイル・コントロールのために費やせるスクロール量が制限されてしまうという問題点が挙げられます。
そもそものリコイル・コントロール開始位置が画面下部であるため、フルオートで撃ち続けた際に画面の下端まで指が到達してしまう可能性があるのです。
一方、左射撃ボタンを使用すれば、画面の右半分はすべてリコイル・コントロール用としてスペースを費やすことができるため、かなり自由度が高くなることがお分かりいただけるでしょう。
微妙な偏差を意識する
Playgroundのシューティング訓練は、序盤こそ標的は近距離かつ低速移動ですが、終盤に差し掛かると遠距離かつ高速移動の標的に切り替わります。
そのため、遠い標的・速い標的に対しては、弾速が速いARであっても多少の偏差撃ちを意識することが必要になります。
偏差の程度は標的の距離や速度によって異なりますが、感覚としては「標的の進行方向側の腕」あたりを狙うと中心にヒットしやすいです。
既に100点以上を安定して獲得できている方は、偏差を意識するだけで満点に近い高得点が狙えるようになるでしょう。
ヘッドショットより少し下を狙う
シューティング訓練の標的にも、実際の敵と同じくヘッドショット判定があります。
ヘッドショットが与えるダメージ量は他部分に比べて大きいため、ヘッドを意識して射撃することは非常に重要であり、上手くヘッドショットを決めることができれば、それだけ速く標的を倒して多くの得点を稼ぐことができます。
ここで覚えておきたいポイントは、「最初の1発だけリコイル幅が大きい」という銃の特性です。
壁に向かってリコイル制御なしで連射してみると、PUBG MOBILEにおける銃のリコイルは最初の弾と2発目の弾の間だけ大きく跳ねることが分かります。
つまり、最初に狙った位置よりも少しだけ上にズレると考えておけば、より思い通りにエイムコントロールがしやすくなるのです。
特に、遠くの小さく見える標的を狙う場合、少しのリコイル幅によって大きなズレが生じてしまいます。
そのため、ヘッドショットを狙うならば、ヘッドを狙いすぎずに少し下を狙うことが重要です。
基本的に手前の標的から倒す
Playgroundのシューティング訓練で高得点を獲るコツは「(基本的に)手前の標的から倒すこと」です。
誰しもきっと、最初は手前の標的から倒そうと試みると思います。
しかし、エイム・コントロールが上手くいかず思い通りに標的が倒れなかったときや、自分の意図せぬタイミングで弾切れが起きて自動的にリロードされたとき等、手前の標的よりも狙いやすそうな位置に奥の標的が見えた場合、そちらを狙ってはいませんか?
もしくは、「ひとつの標的を追いかけて左右に視点を振るよりも、中央に来た標的を撃つ方が効率的」と考えてはいませんか?
高得点を狙うのであれば、確実に奥の標的を一息で倒せる状況でない限り、基本的には手前から倒していくことをおすすめします。
なぜなら、奥の標的を狙っている最中に手前の標的が被さった場合、手前の標的の「縁(ふち)」の部分に弾が当たり、その間の射撃によるダメージは無効になってしまうからです。
「もしも手前の標的が被ってきても、手前の標的に対するダメージになるから大丈夫」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはノーダメージの無駄な時間が発生しています。
加えて、無駄になった弾が多ければ多いほどリロード回数が増え、結果的に大きなタイムロスに繋がってしまいます。
そして、奥の標的を狙撃している最中に手前の標的が被った場合、どちらを追いかけるかという「迷い」が生じてしまうという心理的問題もあります。
「手前の標的が被る前に奥の標的を倒せる」という確信がある場合を除き、基本的には手前の標的から順に倒していきましょう。
リロードのタイミング
シューティング訓練で高得点を獲るためには、リロードによるタイムロスを極力小さく抑えなければなりません。
リロードのタイミングについて意識すべきコツは、以下の2点です。
- 弾切れ前にリロードする
- ラウンドの切り替わりにリロードする
1つ目の「弾切れ前にリロード」を意識すべき理由は、残りの弾薬数が0の場合と1発以上残っている場合とではリロードにかかる時間が異なるからです。
武器によってその差は変わりますが、M416の場合は下記のようになります。
- 残り0発:1.5秒
- 残り1発以上:1.3秒
「たった0.2秒の違い」と捉えるか「0.2秒もの違い」と捉えるか。
当然のことながら、リロード中には射撃が不可能になるため、リロードに費やす時間は短い方が良いです。
また、弾切れによって自分の意図しないタイミングで強制的にリロードが挟まれると、せっかく合わせた照準が解除され、再び同じ標的にエイムを合わせる必要があるため、二度手間になってしまいます。
弾切れする前に自らの意志でリロードすることによって、二度手間を防ぎ、テンポ良く標的を倒すことが可能になるのです。
そして、2つ目の「ラウンドの切り替わりにリロードする」について。
目の前にあるすべての標的を倒して次のラウンドに切り替わるまでの間、およそ1秒だけ標的がない状態になります。
この間は次の標的がどこに現れるかが判断できないため、スコープを覗いていない状態で視界を広く保ち、次の標的の位置を掴みながらリロードすることで、より効率的な時間の使い方をすることがベストです。
最初の2ラウンドはリロードなし
シューティング訓練の1ラウンド目と2ラウンド目は近距離に標的が出現し、エイムが合わせやすいため、慣れてきたらリロードなしで2ラウンドまで一気に倒しきるようにしましょう。
これにより、序盤のリロード・タイムが1回分なくなるため、後半に余裕が生まれます。
慣れてくると、10発ほど残した状態で2ラウンドの終了を迎えることも可能になるはずです。
遠い標的は単発・点射で狙う
シューティング訓練の高得点帯では、かなり遠距離にも標的が出現します。
いくらリコイル制御がしやすいM416であっても、遠距離の標的をフルオートで的確に撃ち抜くことは難しいものです。
また、フルオート武器のリコイルパターンを見ると、多くの武器において「最初の5発程度は比較的安定しており、その後徐々にリコイルの幅が大きくなる」というような傾向が見られます。
そのため、遠距離の標的を狙う際には、無理にフルオートで撃ち続けず、左射撃ボタンを一瞬タップして単発・点射で的確に狙い撃つようにしましょう。
右の指を常に下方向にスライドさせた状態で正確に単発・点射のリコイル制御をすれば、「数撃ちゃ当たる」的なフルオートよりも圧倒的に速いスピードで標的を倒すことができるはずです。
シューティング満点獲得時の感度
シューティング訓練のコツというよりはPUBG全般に共通する事項なので、別項目として紹介しますが、スコープを覗いた際の感度が自分の感覚と合わない場合には、感度調整を行うようにしましょう。
私が「100 ×10」の満点を獲得している3倍スコープは、デフォルトの感度「中」のままで、22%です。
等倍スコープのみ感度を落して45%にしていますが、それ以外はデフォルトのまま使用しています。
現在の感度に大きな違和感がない場合には、特に調整する必要はないでしょう。
同じ感度・環境で繰り返し練習し、その状況に慣れることが一番の上達への近道となるはずです。
シューティングのコツを掴んでPUBG上達
PUBG MOBILEは、エイムや立ち回り・射線管理、チームメイトとの連系、その他様々な要素が複雑に絡み合うゲームであり、ドン勝を勝ち取るためには総合的な上達を目指さなければなりません。
狙った敵を正確に撃ち抜くことができる「エイム」を身につけることは、CLASSICモードやアリーナの上達にも繋がります。
シューティング訓練は自分のエイム能力が数値化されるため、自身の成長を楽しみながら、毎日コツコツと取り組みましょう。
エイムに自信がつけば、CLASSICモードにおいてもより堂々とした立ち回りができるようになり、PUBG MOBILEが更に楽しくなるはずです。