首都高を300円で一周!周回ルートの覚え方と分かりやすい地図・ナビ

ライフハック

首都高周回300円ルート-ルーレット・ドライブのやり方・覚え方

首都高の周回ルートを覚えれば、最低料金300円で東京・神奈川の湾岸・夜景スポットを一周ドライブすることができます。

東京タワーやスカイツリー、レインボーブリッジはもちろんのこと、横浜ベイブリッジや川崎の工場夜景、その他多数の夜景スポットを通る首都高周回ドライブのやり方と300円ルートについて、わかりやすい地図を用いてご紹介します。

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首都高周回ドライブの覚え方

首都高の周回ドライブを存分に楽しむためには、ナビ案内を使わずとも自由自在に行き先を決められるよう周回ルートの地図を覚えてしまうことがおすすめです。

とはいえ、最初から実際に通ったこともないすべてのルートを記憶することは難しいものです。

そこで、簡単でわかりやすい首都高周回ルート・300円ルートの覚え方をご紹介します。

首都高の番号・路線を覚える

首都高のわかりやすい地図・路線図-周回ドライブ300円ルートの覚え方

首都高には多くの路線があるため、一見するとかなり複雑なように思えてしまいます。

しかし、下記の「周回ルートのみに絞った地図」であれば、わかりやすい気がしませんか?

首都高のわかりやすい地図-路線図の覚え方

路線名(番号)と位置関係を把握し、周回ルートに使える路線・使えない路線を覚えてしまえば、ナビ案内なしで自由に首都高を周回できるようになるのです。


表示切替

番号路線名周回ルート使用可否
C1都心環状線
C2中央環状線
上野線不可
羽田線
目黒線不可
渋谷線一部可
新宿線不可
池袋線一部可
向島線
三郷線不可
小松川線不可
深川線
10晴海線不可
11台場線
S1川口線不可
S2埼玉新都心線不可
S5埼玉大宮線不可
B湾岸線一部可
K1横羽線
K2三ツ沢線不可
K3狩場線一部可
K5大黒線
K7横浜北線/北西線不可
Y八重洲線
KK東京高速道路

「一部可」の路線は、「可」または「一部可」の路線同士を繋ぐ区間のみ周回ルートとして使用可能です。

たとえば、6号・向島線はC1とC2を繋ぐ路線ですが、C1側からC2に向かった場合、C2へ入らずに6号・三郷線へと進んでしまうと、周回できなくなってしまいます。

これを避けるためには、次にご紹介する「環状線・湾岸線を意識して走る」ことが重要になります。

KK線は「東京高速道路株式会社」が運営する別会社の路線ですが、10分以内に首都高へと戻れば無料で通行できます。

通常の速度で通過すれば10分もかからず、実質無料で通行可能です。

ちなみに、首都高に8号線は存在しませんが、Y・八重洲線とKK線を合わせた路線が当初計画されていた実質的な8号線となります。

環状線・湾岸線を意識して走る

首都高の周回ルートに使用できる路線は多数ありますが、基本となるのはC1・都心環状線、C2・中央環状線、B・湾岸線の3路線です。

首都高周回ルートは常にC1・C2・湾岸線の3路線を結ぶように考えます。

シンプルな周回ルートの例を挙げてみましょう。

下記は、C1とC2の地上区間を結んだルートです。

首都高を300円で周回するルートの覚え方-わかりやすい地図

  • C1(竹橋JCT)
  • 5号・池袋線
  • C2(湾岸線方面)
  • 6号・向島線
  • C1(江戸橋JCT)

C1から5号池袋線を通じてC2へ出た後、6号・向島線を抜けてC1に戻っています。

次の例は、6号・向島線と9号・深川線を通って湾岸線に出た後、11号・台場線(レインボーブリッジ)を通ってC1に戻るルート。

わかりやすい首都高の路線図-300円で一周できるルートの覚え方

  • C1(江戸橋JCT)
  • 6号・向島線
  • 9号・深川線
  • 湾岸線(横浜方面)
  • 11号・台場線
  • C1(芝浦JCT)

路線図から分かるとおり、C1から9号・深川線に入る際は、一瞬だけ6号・向島線を通ります。

尚、9号・深川線と11号・台場線は上下線ともに周回コースに使用できるため、逆回りのルート取りも可能です。

首都高周回ルートは、組み合わせ次第で複雑なルート取りが可能になりますが、最初のうちはC1からC1、C2からC2と「戻る」ことを意識しながらルートを考えると良いでしょう。

現在地と方角・方面を意識

首都高周回ルートを走る際には、現在地や現在向いているおおよその方角、これから向かおうとしている方面を意識して走ることが重要です。

最初のうちは、ジャンクション名を覚える必要はないでしょう。

首都高の標識は、常に路線の番号・アルファベットで示されるため、路線の位置関係さえ覚えておけば、ジャンクション名を覚えていなくてもナビ案内なしで周回できます。

しかし、主要な路線(C1・C2・湾岸線など)とのT字路のようなジャンクションに差し掛かった際に、どちらの「方面」に合流すべきかは自身で把握していなければなりません。

進むべき「方面」を間違えてしまうと、場合によっては周回失敗となってしまいます。

たとえば、C2・中央環状線と湾岸線を結ぶ「葛西ジャンクション」で、C2側から誤って「千葉方面」へと進んでしまった場合、その先には別料金がかかる「東関東自動車道」や「東京外環自動車道」しかなく、周回失敗となってしまうのです。

(別料金が発生しても良いならば、C3・東京外環自動車道も周回可能)

首都高を周回ドライブ!300円ルートの覚え方

首都高の路線図すべてを記憶する必要はありませんが、「いま現在自分が居る位置」と「行ってはいけない路線・方面」を意識しながら走ると良いでしょう。

初回ルートの不安解消法

首都高の周回ルートを路線図上では覚えたとしても、初めて通るルートでは「あれ?このまま真っ直ぐでいいのかな?」等、不安を感じる場合もあるでしょう。

そのような場合に備えて、ジャンクションの手前2つのランプ名を覚えておくと、「そろそろだな」「このランプの次だな」と心の余裕を持つことができるため、安心して走ることができます。

下記の画像は、K1・横羽線からK3・狩場線に接続する石川町JCTの例です。

首都高のわかりやすい地図・路線図-周回300円ルートの覚え方

K1・横羽線とK3・狩場線を接続する石川町JCTの場合は、「みなとみらい」→「横浜公園」→「石川町JCT」というカウントダウンをすることで、「分岐の標識がそろそろ出てくるはず」と心の準備ができるでしょう。

しかし、この方法はあくまで「曲がるべきジャンクションの位置を把握する」に過ぎないため、ジャンクションにおいてどちらの方向に曲がるべきかは自分で覚えておく必要があります。

首都高300円周回ルート

首都高を300円で一周する周回ドライブのポイントを覚えたなら、実際にドライブ・ルートを覚えて走ってみましょう。

ここでは、おすすめのドライブ・ルートを2パターンご紹介します。

ちなみに、300円で一周するならば、スタート地点は新宿ランプ、ゴール地点は代々木ランプなどの4号・新宿線沿いがおすすめ。

首都高4号新宿線は本来、周回コースに使用できない路線ですが、新宿をスタート地点・代々木辺りをゴール地点にする(最初と最後だけ往復する)ことで、新宿線沿いの「東京都庁」や「ドコモタワー」のライトアップを巡ることができます。

300円(ETC・普通車)で首都高周回ドライブをする条件は「利用する入口・出口間が4.4km以下」です。

1時間弱で都内夜景を1周コース

首都高300円で周回-東京タワー・レインボーブリッジを通るルートのわかりやすい地図

最初にご紹介する首都高の周回ドライブ・ルートは、東京タワーの横を通り、レインボーブリッジを渡る王道夜景ドライブ・コース

遠方に東京スカイツリーを臨むこともでき、新宿スタート・代々木ゴールであれば、ライトアップされた都庁やドコモタワーまで。

そして、辰巳JCT付近では、タワーマンションが立ち並ぶ東京らしい夜景を目にすることができる、まさに都会の夜景を堪能するには持って来いのおすすめルートです。

  • 新宿ランプ
  • 4号・新宿線
  • 三宅坂JCT
  • C1(内回り)
  • 江戸橋JCT
  • 6号・向島線
  • 箱崎JCT
  • 9号・深川線
  • 辰巳JCT
  • 湾岸線(西行き)
  • 有明JCT
  • 11号・台場線
  • 芝浦JCT
  • C1(内回り)
  • 三宅坂JCT
  • 4号・新宿線
  • 代々木ランプ

C1の周回方向は内回り・外回りどちらでもOKですが、内回りの方が東京タワー寄りを走れるという理由から、上記の例では内回りを採用しました。

また、9号・深川線から湾岸線に接続する辰巳JCTでは、西行き(横浜方面)に向かうよう注意しましょう。

もちろん、逆回りのルート取りも可能です。

上記の順番であれば、11号・台場線(上り)に入った直後に見えるレインボーブリッジと東京タワーの美しいコラボレーションが見どころ。

反対回りであれば、深川線(上り)の中盤から後半にかけて東京スカイツリーがほぼ正面に見えます。

横浜夜景ロングドライブ周回コース

首都高300円で周回-横浜ベイブリッジ・川崎工場夜景を通るルートのわかりやすい地図・路線図

2時間前後かけてゆっくりと首都高を周回するならば、川崎・横浜の夜景ドライブがおすすめ。

横浜ベイブリッジはもちろんのこと、川崎の工場夜景や、みなとみらいの輝く街並みが美しいコースです。

また、K1・横羽線は緩やかなカーブが多く、ドライブに最適。

景色だけでなく、「走り」を楽しみたい方にもおすすめできる周回ルートです。

  • 新宿ランプ
  • 4号・新宿線
  • 三宅坂JCT
  • C1(内回り)
  • 芝浦JCT
  • 11号・台場線
  • 有明JCT
  • 湾岸線(西行き)
  • 東海JCT
  • 湾岸分岐線
  • 昭和島JCT
  • 1号・羽田線
  • K1・横羽線
  • 石川町JCT
  • K3・狩場線
  • 本牧JCT
  • 湾岸線(東行き)
  • 大黒JCT
  • K5・大黒線
  • 生麦JCT
  • K1・横羽線(上り)
  • 大師JCT
  • K6・川崎線
  • 川崎浮島JCT
  • 湾岸線(東行き)
  • 大井JCT
  • 1号・羽田線
  • 汐留JCT
  • C1(内回り)
  • 三宅坂JCT
  • 4号・新宿線
  • 代々木ランプ

湾岸線の東行きで横浜ベイブリッジを渡った後、K5を通ってK1に戻るルートです。

K6で川崎の工場夜景を横目に走った後、大井JCTで羽田線に入り、タワーマンションが立ち並ぶ天王洲夜景を正面に見据えながらのドライブを楽しむことができます。

時速60kmで曲がりくねった道を悠々とドライブするよりも、直線を時速100kmで走り抜ける方が好きな方は、湾岸線で大井JCTまで真っ直ぐ抜けるコースも良いでしょう。

路線名・ジャンクション名をリストアップしてみると複雑なルートのようにも思えますが、「首都高周回ルートの覚え方」でお話ししたとおり、ジャンクション名を覚える必要はありません。

次に進むべき路線の「番号」と「方向・方面」を意識することだけ忘れないようにしましょう。

首都高路線・夜景スポット対応表

首都高の路線から見える有名・主要な夜景スポットを一覧表にまとめました。

周回ルート内の路線のみを表示しています。

路線夜景備考
C1東京タワー芝公園ランプ付近
1天王洲夜景上り正面/勝島・芝浦の中間
1羽田空港東側/空港中央ランプ付近
4東京都庁北側/代々木ランプ付近
4ドコモタワー北側/外苑・代々木ランプ付近
6東京スカイツリー向島ランプ付近
9東京スカイツリー上り/望遠
9辰巳夜景辰巳JCT付近
11フジテレビ南側
11レインボーブリッジ路線途中
11東京タワー上り/望遠
K6川崎工場夜景南側/下りの方が高所
B横浜ベイブリッジ路線途中/大黒ふ頭ランプ付近
Bみなとみらい夜景西側/ベイブリッジ南側付近

上記の中でも、11号・台場線上り(湾岸線→C1)から見える「レインボーブリッジ+東京タワー」の組み合わせ、1号・羽田線上りで正面に現れる「天王洲夜景」は特におすすめです。

首都高から見る天王洲夜景は、タワーマンション群が目の前に立ちはだかるように見え、とても幻想的な風景を味わうことができます。

首都高の周回ルートを300円で

首都高を300円で一周・周回ドライブできるルートや、地図のわかりやすい覚え方について解説しましたが、ポイントはやはり「路線番号」と「方角・方面」を意識することです。

首都高の周回ルートを覚えてしまえば、ナビの案内に忙しく反応しなくても、落ち着いて首都高ドライブを楽しむことができます。

一見すると複雑に見える首都高の路線図も、周回ルートに使用できるルートのみに絞ったわかりやすい地図で覚えた上で走れば、すぐに理解できるはずです。

ぜひ、当ページの首都高路線図を参考にしながら、首都高ドライブライフを満喫してください。